2011.3.7.

今朝起きると雪が降っていた。これは寒いわけだ、と思って、ミルクと砂糖をたっぷりいれた紅茶で、 温まることにした。そうしたら、紅茶の葉っぱのいいにおいがしてきたので、朝だけどケーキも食べてしまおう、ということになった。人にもらったケーキがあったのを思い出して、かぶさっていたアルミホイルを取る。

そうしたら、それはフルーツ・ケーキだったのだけど、真ん中に小さなお菓子の小屋がのっていて、パウダースノーがかかっている。試しにお菓子の家の屋根をはがして食べたら、キャラメルの味。そのとたんに小屋のドアが開いて、小さな青い人が出てきた上に、何やらこっちにどなっている。

何をいってるのかはわからないのだけど、ぼくが小屋の屋根を食べたから怒っているらしい。まあ、こっちにしてみればケーキだけど、住んでる人にとっては家だからなあ、と思って、見てみたら、青い人が雪かきをはじめた。そうしたら、もっと小さい青い子供が三人出てきて、その雪で雪だるまを作り始めた。しばらくして、小さくて甘そうな雪だるまができあがったので、それを壊さないようにそっとケーキをしまって、紅茶を飲んだ。


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