2008.12.10.
弟S がバスケットの試合中にけられて、その後も試合に出続けたために、足が痛くてヨロヨロしているので、「面白ね」と言ってぼくと犬のメリーで足の裏をくすぐったりしていたら、弟S の友達二人(実は、うち一人は彼女)がケーキを持ってお見舞いにきた。
早速、ケーキの箱を開けてみたら、どれもおいしそうだったけど、中にとびきりおいしそうなケーキが一つある。「これは何?」と聞いたら「ああ、それは足が痛くて気の毒だから、一つだけすごいケーキにしたんです」と友達の一人が言う。
なるほど、と思ってケーキをながめていたら、二人の友達が二階に行ったので、そのすきにそのすごいケーキを食べてしまおうとして、紅茶とフォークまで用意したのだけど、たまには弟によくしてあげよう、と思って、食べるのをぐっとこらえた。そうしたらみんなでケーキを食べるときに、そのすごいケーキが弟S の指にかみついた。それを見て、「どこか他のところが痛いと足の痛みを忘れるでしょう」と友達がクスクス笑いながら言うので、弟によくしておくといいこともあると思った。
→ もどる