2008.4.29.

今日、近くの本屋に行って雑誌を立ち読みしようかと思ったら、読もうと思っていた雑誌の前にすでに女の人がいた。よりによって、そんなところで立ち読みをしなくてもいいのに、と思って、ちらちら見ながら待っていたら、ヤマアラシが本屋に入ってきた。

ヤマアラシがどんな本を読むのか興味があったので、そっちも気にしていると、料理のレシピの本のところに行った。そこがちょうど立ち読みの女の人のうしろだったので、どっちも見られてちょうどよかったと思っていたら、ヤマアラシがレシピ本を読みながらくすくす笑っている。

ぼくも他のレシピ本を読むふりをしてとなりに立ったら「ロールキャベツにバター100g とはね」とか「トマトをこんなに!」などと、つぶやいている。ヤマアラシの笑いの感覚はわからいな、と思っていたら、やっと女の人がどいた。さっそく立ち読みをはじめたのだけど、ヤマアラシが笑うたびにトゲが背中に当たって痛い。ぼくも立ち読みをやめたら、すぐ他の人がそこで立ち読みをはじめたので、ヤマアラシが笑うのを数回分眺めてから帰宅。


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