2008.4.14.

公園で人を待っていたら雨が降ってきたので、売店の近くの屋根の下に移動した。売店でたまごぼーろ六パックセット(100円)を買って、ぽこぽこ食べていると、となりの石のいすに小学生の女の子が座っている。ためしに「たまごぼーろいる?」と聞いたら、「まあね」と言う。ちょっと生意気な子だな、と思って、たまごぼーろを一粒あげたら、女の子がアイスキャンディーを売店で買った。

そうしたら「たまごぼーろのお礼に一口あげる」と言う。一粒しかあげなかったのがちょっと恥ずかしかったので、「いい、いらない」と断ったのだけど「どうしても食べないと怒る」と言う。しょうがないから「ありがとう」と言って、一口食べたら、アイスキャンディーがくちびるにはりついた。

まずい、と思ってアイスキャンディーを持って立ち上がったら「だめ! 一口だけだよ」と女の子が誤解している様子。でも、ひっぱられるとまずいので、たまごぼーろの残り五パックを置いて逃げた。そうしたら後から「そのアイスはよくはりつくのよ」と笑い声がして、女の子が満足気にたまごぼーろをぱくついていたので、やられた、と思った。


もどる